【2025の人気アイテム】 1971年 映画 小さな恋のメロディ 公開劇場用 パンフレット

映画パンフレット
｛小さな恋のメロディ］Melody
監督　ワリス・フセイン
脚本　アラン・パーカー
製作　デヴィッド・パットナム
出演者
ジャック・ワイルド
マーク・レスター
トレイシー・ハイド
1971年イギリス映画。
全20ページ

日本初公開時のものです。

本作は、1970年代のイギリスが舞台です。

「小さな恋のメロディ」　は、制作本国のイギリスではまったくヒットしなかった映画だったそうですが配給された日本では空前の大ヒットな作品となりました。

この映画のプロデューサーは（デヴィッド・パットナム）後に『ミッドナイト・エクスプレス』、『炎のランナー』、『キリング・フィールド』などアカデミー賞を賑わせる名作を世に送り出す名プロデューサーです。

キャリアの初期に、ビージーズの7曲の権利を買い、製作に着手したのがこの『小さな恋のメロディ』です。

ビージーズの曲から少年少女のラブストーリーを構想したパットナムは、かつての広告代理店の同僚で、コピーライターだった（アラン・パーカー）に脚本を依頼します。

映画の脚本を描くのが初めてだったパーカーがまず取り組んだのは、ロンドンの小学校に通い、子供たちに学校での経験や考えなどをインタビューすることでした。その作業は数ヶ月にもおよび、デヴィッド・パットナムによると作品の大部分は、このインタビューがベースになっているという。

そしてアラン・パーカーは、第２班監督として撮影現場に参加し、学校の休み時間や運動会のシーンで演出を任された。

両シーンとも「学校の日常」という風景で、主人公3人以外の生徒たちが多数出てくるのだが、この2シーンでの彼らの生き生きと輝いた表情は、今作の中でも大きな魅力となっています。

とくに運動会でのユーモアたっぷりの演出は絶妙で、そこからダニエルがメロディを思いながら全力疾走し、歌詞の「ラブ・サムバディ＝誰かを愛する」とつながっていく演出は、曲と映像の一体感という点で今作の中でも最もドラマチックな効果を上げている。

名匠・アラン・パーカー監督の作品の多くにみられる「音楽＋映像」の並々ならぬ才気は、この作品がその原点とされています。

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